【活用ガイド】

JVNDB-2015-003248

Cisco ASR 9000 デバイス上で稼動する Cisco IOS XR におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco ASR 9000 デバイス上で稼動する Cisco IOS XR には、サービス運用妨害 (NPU チップのリセットまたはラインカードのリロード) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCut19959 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.7 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS XR 5.3.1
  • Cisco ASR 9001 ルータ
  • Cisco ASR 9006 ルータ
  • Cisco ASR 9010 ルータ
  • Cisco ASR 9904 ルータ
  • Cisco ASR 9912 ルータ
  • Cisco ASR 9922 ルータ

想定される影響

第三者により、ローカルネットワーク上に巧妙に細工された IEEE 802.3x フロー制御の PAUSE フレームを送信されることで、サービス運用妨害 (NPU チップのリセットまたはラインカードのリロード) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
  • Vulnerability Alert : 39455
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-4205
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-4205
更新履歴

  • [2015年06月24日]
      掲載