【活用ガイド】

JVNDB-2015-003246

Cisco uBR10000 デバイス上で稼働する PRE モジュールの Cisco IOS におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco uBR10000 デバイス上で稼働する Performance Routing Engine (PRE) モジュールの Cisco IOS には、NetFlow および MPLS IPv6 VPN が設定されている場合、競合状態により、サービス運用妨害 (PXF プロセスクラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCud83396 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS 12.2SCH
  • Cisco IOS 12.2(33)SCH
  • Cisco uBR10000 ルータ用 ケーブル モデム ターミネーション システム

想定される影響

第三者により、不正な形式の MPLS 6VPE パケットを高速で送信されることで、サービス運用妨害 (PXF プロセスクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
  • Vulnerability Alert : 39439
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 競合状態(CWE-362) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-4203
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-4203
更新履歴

  • [2015年06月24日]
      掲載

公表日2015/06/22
登録日2015/06/24
最終更新日2015/06/24