【活用ガイド】

JVNDB-2015-003237

cURL および libcurl における重要な情報を取得される脆弱性

概要

cURL および libcurl は、同じホスト名にリクエストを送るためにリセット (curl_easy_reset) 接続ハンドルを再利用する場合、以前の接続の HTTP Basic 認証の資格情報を送信するため、重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Haxx
  • cURL 7.40.0 から 7.42.1
  • libcurl 7.40.0 から 7.42.1
オラクル
  • MySQL Enterprise Monitor 2.3.20 およびそれ以前
  • MySQL Enterprise Monitor 3.0.22 およびそれ以前
  • Oracle Enterprise Manager Ops Center 12.1.4
  • Oracle Enterprise Manager Ops Center 12.2.2
  • Oracle Enterprise Manager Ops Center 12.3.2

想定される影響

第三者により、重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Haxx オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-3236
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-3236
更新履歴

  • [2015年06月24日]
      掲載
    [2015年11月06日]
      影響を受けるシステム:ベンダ情報の追加に伴い内容を更新
      ベンダ情報:オラクル (Oracle Critical Patch Update Advisory - October 2015) を追加
      ベンダ情報:オラクル (Text Form of Oracle Critical Patch Update - October 2015 Risk Matrices) を追加
      ベンダ情報:オラクル (October 2015 Critical Patch Update Released) を追加
    [2016年09月30日]
      影響を受けるシステム:ベンダ情報の追加に伴い内容を更新
      ベンダ情報:オラクル (Oracle Critical Patch Update Advisory - July 2016) を追加
      ベンダ情報:オラクル (Text Form of Oracle Critical Patch Update - July 2016 Risk Matrices) を追加
      ベンダ情報:オラクル (July 2016 Critical Patch Update Released) を追加