JVNDB-2015-003168
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Pearson ProctorCache がハードコードされたパスワードを使用する問題
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Pearson Education, Inc. が提供する ProctorCache には、ハードコードされたパスワードを使用する問題が存在します。
パスワードのハードコード (CWE-259) - CVE-2015-0972
ProctorCache は、試験のコンテンツやレスポンスをキャッシュしたり、受験中のクライアントのリストを保持したりするよう設計されています。ProctorCache は LAN 内のシステムにインストールされるソフトウェアです。
ProctorCache では管理タスクの実行に認証が要求されますが、認証にはハードコードされた管理者パスワードが使用されます。このパスワードは ProctorCache のインストール毎に異なるものが設定されておらず、また、変更することもできません。
CWE-259: Use of Hard-coded Password
http://cwe.mitre.org/data/definitions/259.html
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CVSS v2 による深刻度 基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): 部分的
- 完全性への影響(I): なし
- 可用性への影響(A): なし
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Pearson Education, Inc.
- ProctorCache version 2015.1.17 より前のバージョン
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ローカルネットワーク上の攻撃者によって、認証情報を使用され、試験のセッションを中断させられたり、試験のキャンセルやユーザの削除といった管理タスクを実行されたりする可能性があります。
開発者によると、実際の試験データは暗号化されているため、試験データに直接アクセスされることはないとのことです。
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[アップデートする]
本脆弱性は ProctorCache version 2015.1.17 で修正されています。
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
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Pearson Education, Inc.
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- その他(CWE-Other) [IPA評価]
- 証明書・パスワードの管理(CWE-255) [NVD評価]
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- CVE-2015-0972
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- JVN : JVNVU#98244815
- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-0972
- US-CERT Vulnerability Note : VU#626420
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- [2015年06月18日]
掲載
[2015年06月25日]
CVSS による深刻度:内容を更新
CWE による脆弱性タイプ一覧:CWE-ID を追加
参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2015-0972) を追加
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