【活用ガイド】

JVNDB-2015-003159

hostapd および wpa_supplicant の WPS UPnP 機能におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

WPS AP を使用する場合の hostapd、および WPS external registrar (ER) を使用する場合の wpa_supplicant の WPS UPnP 機能には、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Novell
  • openSUSE 13.2
  • openSUSE 13.1
w1.fi
  • hostapd 0.7.0 から 2.4
  • wpa_supplicant 0.7.0 から 2.4

想定される影響

第三者により、負のチャンク長を介して、out-of-bounds read またはヒープベースのバッファオーバーフローを誘発されることで、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Novell w1.fi
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-4141
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-4141
更新履歴

  • [2015年06月18日]
      掲載