【活用ガイド】

JVNDB-2015-003094

複数の VMware 製品の TPView.dll におけるホスト OS 上で任意のコードを実行される脆弱性

概要

VMware Workstation、VMware Player および VMware Horizon Client for Windows の TPView.dll は、メモリの割り当てを適切に行わないため、ホスト OS 上で任意のコードを実行される脆弱性が存在します。

本脆弱性は、CVE-2012-0897 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
情報不足のため、「攻撃条件の複雑さ」のスコアは、"低" に設定されています。
影響を受けるシステム


VMware
  • VMware Horizon Client 3.2.1 未満の 3.2.x (Windows)
  • VMware Horizon Client 3.3.x (Windows)
  • VMware Horizon View Client (with Local Mode) 5.4.2 未満の 5.x (Windows)
  • VMware Player 6.0.6 未満の 6.x
  • VMware Player 7.1.1 未満の 7.x
  • VMware Workstation 10.0.6 未満の 10.x
  • VMware Workstation 11.1.1 未満の 11.x

想定される影響

ゲスト OS ユーザにより、ホスト OS 上で任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

VMware
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-2336
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-2336
更新履歴

  • [2015年06月16日]
      掲載

公表日2015/06/09
登録日2015/06/16
最終更新日2015/06/16