【活用ガイド】

JVNDB-2015-003067

strongSwan および strongSwan VPN Client における資格情報を取得される脆弱性

概要

strongSwan および strongSwan VPN Client は、IKEv2 接続の認証に EAP、または事前共有キーを使用する場合、すべての認証プロセスが完了するまでサーバ認証の制限を適用しないため、資格情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.6 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Canonical
  • Ubuntu 15.04
  • Ubuntu 14.10
  • Ubuntu 14.04 LTS
Debian
  • Debian GNU/Linux 8.0
strongSwan
  • strongSwan 4.3.0 から 5.3.2 未満の 5.x
  • strongSwan VPN Client 1.4.6 未満

想定される影響

リモートサーバにより、有効な証明書を使用され、その後、レスポンスを読まれることで、資格情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical Debian strongSwan
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-4171
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-4171
更新履歴

  • [2015年06月15日]
      掲載