【活用ガイド】

JVNDB-2015-002973

SysAid Help Desk におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

SysAid Help Desk には、サービス運用妨害 (CPU 資源およびメモリの消費) 状態にされる脆弱性が存在します。

本脆弱性は、別名 XML エンティティ拡張 (XEE) 攻撃と呼ばれています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


SysAid Technologies Ltd.
  • SysAid Help Desk 15.2 未満

想定される影響

第三者により、(1) /agententry、(2) /rdsmonitoringresponse、または (3) /androidactions の XML ドキュメント内の多数のネストされたエンティティ参照を介して、サービス運用妨害 (CPU 資源およびメモリの消費) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

SysAid Technologies Ltd.
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-3000
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-3000
  2. 関連文書 : SysAid Help Desk 14.4 Code Execution / Denial Of Service / Traversal / SQL Injection
更新履歴

  • [2015年06月10日]
      掲載

公表日2015/06/03
登録日2015/06/10
最終更新日2015/06/10