【活用ガイド】

JVNDB-2015-002952

Linux Kernel の OZWPAN ドライバの drivers/staging/ozwpan/ozusbsvc1.c におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Linux Kernel の OZWPAN ドライバの drivers/staging/ozwpan/ozusbsvc1.c は、特定の length 値が十分に大きいことを確認しないため、サービス運用妨害 (システムクラッシュまたは大量のループ) 状態にされる、または任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 4.0.5 まで

想定される影響

第三者により、巧妙に細工されたパケットを介して、サービス運用妨害 (システムクラッシュまたは大量のループ) 状態にされる、または任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-4002
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-4002
更新履歴

  • [2015年06月09日]
      掲載