【活用ガイド】

JVNDB-2015-002861

IPsec-Tools の racoon/gssapi.c におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

IPsec-Tools の racoon/gssapi.c には、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンスおよび IKE デーモンクラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-476: NULL Pointer Dereference (NULL ポインタデリファレンス) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/476.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


IPsec-Tools
  • IPsec-Tools 0.8.2

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された一連の UDP リクエストを介して、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンスおよび IKE デーモンクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IPsec-Tools
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-4047
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-4047
  2. 関連文書 : IPsec-Tools 0-Day Denial of Service
更新履歴

  • [2015年06月03日]
      掲載