【活用ガイド】

JVNDB-2015-002800

Barracuda Web Filter における SSL セッションに対して中間者攻撃を実行される脆弱性

概要

Barracuda Web Filter は、SSL Inspection が有効になっている場合、異なるカスタマのインストールに同じルート CA 証明書を使用するため、SSL セッションに対して中間者攻撃 (man-in-the-middle attack) を実行される脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-18: Source Code (ソースコード) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/18.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


バラクーダネットワークス
  • Barracuda Web Filter OS 7.x
  • Barracuda Web Filter OS 8.1.0.005 未満 の 8.x

想定される影響

第三者により、証明書の信頼関係を利用されることで、SSL セッションに対して中間者攻撃 (man-in-the-middle attack) を実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

バラクーダネットワークス
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-0962
参考情報

  1. JVN : JVNVU#99597998
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-0962
  3. CERT/CC blog : The Risks of SSL Inspection
  4. US-CERT Vulnerability Note : VU#534407
更新履歴

  • [2015年05月28日]
      掲載