【活用ガイド】

JVNDB-2015-002728

Squid におけるサーバになりすまされる脆弱性

概要

Squid は、client-first の SSL-bump が設定されている場合、X.509 証明書のドメインまたはホスト名フィールドを適切に検証しないため、サーバになりすまされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.6 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Squid-cache.org
  • Squid 3.2.14 未満の 3.2.x
  • Squid 3.3.14 未満の 3.3.x
  • Squid 3.4.13 未満の 3.4.x
  • Squid 3.5.4 未満の 3.5.x

想定される影響

中間者攻撃 (man-in-the-middle attack) により、有効な証明書を介して、SSL サーバになりすまされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Squid-cache.org
  • Squid Proxy Cache Security Update Advisory : SQUID-2015:1
オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-3455
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-3455
  2. 関連文書 : MGASA-2015-0191
更新履歴

  • [2015年05月20日]
      掲載
    [2015年08月31日]
      ベンダ情報:オラクル (Oracle Solaris Third Party Bulletin - July 2015) を追加