【活用ガイド】

JVNDB-2015-002695

Quassel における SQL インジェクション攻撃を実行される脆弱性

概要

Quassel は、PostgreSQL データベースが再起動される際、データベースのセッションを適切に再初期化しないため、SQL インジェクション攻撃を実行される脆弱性が存在します。

本脆弱性は、CVE-2013-4422 に対する修正が不十分だったことによる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Debian
  • Debian GNU/Linux 8.0
Quassel IRC
  • Quassel 0.12.2 未満

想定される影響

第三者により、メッセージの \ (バックスラッシュ) を介して、インジェクション攻撃を実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian
  • Debian Bug report logs : 783926
  • Debian Security Advisory : DSA-3258
Quassel IRC
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. SQLインジェクション(CWE-89) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-3427
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-3427
更新履歴

  • [2015年05月19日]
      掲載

公表日2015/05/01
登録日2015/05/19
最終更新日2015/05/19