【活用ガイド】

JVNDB-2015-002685

OpenStack Identity におけるパスワードを取得される脆弱性

概要

OpenStack Identity (Keystone) は、backend_argument 設定のオプションコンテンツを記録するため、パスワードを取得され、その他重要なバックエンドの情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


OpenStack
  • Openstack Keystone 2014.1.5 未満
  • Openstack Keystone 2014.2.4 未満の 2014.2.x

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、Keystone ログを読まれることで、パスワードを取得され、その他重要なバックエンドの情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

OpenStack オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-3646
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-3646
更新履歴

  • [2015年05月19日]
      掲載
    [2015年06月19日]
      ベンダ情報:オラクル (Oracle Solaris Third Party Bulletin - April 2015) を追加