【活用ガイド】

JVNDB-2015-002674

Lenovo System Update における権限を取得される脆弱性

概要

Lenovo System Update (旧 ThinkVantage System Update) は、競合状態により、ファイルのディレクトリのアップデートに誰でも書き込み可能な権限 (world-writable permission) を使用するため、権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Lenovo
  • System Update 5.06.0034 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、署名検証後にアップデートファイルに書き込まれることで、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Lenovo
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 競合状態(CWE-362) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-2234
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-2234
更新履歴

  • [2015年05月18日]
      掲載