JVNDB-2015-002653
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Windows および Mac OS X 上で稼働する Adobe Reader および Acrobat における任意のコードを実行される脆弱性
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Windows および Mac OS X 上で稼働する Adobe Reader および Acrobat には、解放済みメモリの使用 (Use-after-free) により、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
本脆弱性は、CVE-2015-3053、CVE-2015-3054、CVE-2015-3055、および CVE-2015-3059 とは異なる脆弱性です。
補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-416: Use-after-free (解放済みメモリの使用) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/416.html
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CVSS v2 による深刻度 基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): 全面的
- 完全性への影響(I): 全面的
- 可用性への影響(A): 全面的
情報不足のため、「攻撃条件の複雑さ」のスコアは、"低" に設定されています。
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アドビ
- Adobe Acrobat XI (11.0.11) 未満の 11.x (Windows および Macintosh)
- Adobe Acrobat X (10.1.14) 未満の 10.x (Windows および Macintosh)
- Adobe Reader XI (11.0.11) 未満の 11.x (Windows および Macintosh)
- Adobe Reader X (10.1.14) 未満の 10.x (Windows および Macintosh)
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攻撃者により、任意のコードを実行される可能性があります。
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ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
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アドビ
富士通
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- 解放済みメモリの使用(CWE-416) [NVD評価]
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- CVE-2015-3075
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- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-3075
- IPA 重要なセキュリティ情報 : Adobe Reader および Acrobat の脆弱性対策について(APSB15-10)(CVE-2015-3053等)
- JPCERT 注意喚起 : JPCERT-AT-2015-0014
- 警察庁 @police : アドビシステムズ社の Adobe Reader および Adobe Acrobat のセキュリティ修正プログラムについて(2015年05月13日)
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