【活用ガイド】

JVNDB-2015-002531

Red Hat Enterprise Virtualization Manager におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Red Hat Enterprise Virtualization (RHEV) Manager は、ドメイン間のライブストレージマイグレーション中にスナップショットの作成を拒否するパーミッションを無視するため、サービス運用妨害 (ホストの起動制限) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


レッドハット
  • Red Hat Enterprise Virtualization Manager 3.5

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、過度に長いスナップショットチェーンを作成されることで、サービス運用妨害 (ホストの起動制限) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-0237
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-0237
更新履歴

  • [2015年05月07日]
      掲載