【活用ガイド】

JVNDB-2015-002509

Cisco IOS および IOS XE におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco IOS および IOS XE には、サービス運用妨害 (デバイスクラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCur29956 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.1 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS 15.4S
  • Cisco IOS 15.4(3)S
  • Cisco IOS 15.4(3)S1
  • Cisco IOS 15.4SN
  • Cisco IOS 15.4(3)SN1
  • Cisco IOS 15.5S
  • Cisco IOS 15.5(1)S
  • Cisco IOS XE 3.13S .0
  • Cisco IOS XE 3.13S .1
  • Cisco IOS XE 3.14S .0

想定される影響

第三者により、ローカルネットワーク上の DHCPv6 Solicit メッセージに IA_NA オプションを含められることで、サービス運用妨害 (デバイスクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
  • Vulnerability Alert : 38543
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-0708
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-0708
更新履歴

  • [2015年04月30日]
      掲載