【活用ガイド】

JVNDB-2015-002504

wpa_supplicant におけるヒープベースのバッファオーバーフローの脆弱性

概要

wpa_supplicant には、ヒープベースのバッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Canonical
  • Ubuntu 15.04
  • Ubuntu 14.10
  • Ubuntu 14.04 LTS
w1.fi
  • wpa_supplicant 1.0 から 2.4

想定される影響

第三者により、P2P エントリの作成またはアップデートの際、管理フレームの巧妙に細工された SSID 情報を介して、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされ、メモリを読まれる、または任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical w1.fi レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-1863
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-1863
更新履歴

  • [2015年04月30日]
      掲載
    [2015年06月22日]
      ベンダ情報：レッドハット (RHSA-2015:1090) を追加

公表日2015/04/22
登録日2015/04/30
最終更新日2015/06/22