【活用ガイド】

JVNDB-2015-002480

Symantec Workspace Streaming のエージェントにおける権限を取得される脆弱性

概要

Symantec Workspace Streaming (SWS) のエージェントには、AppMgrService.exe はサービスとして設定されている場合、引用符で囲まれていない Windows 検索パスにより、権限を取得される脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-426: Untrusted Search Path (信頼性のない検索パス) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/426.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シマンテック
  • Symantec Workspace Streaming Agent 6.1 以上 6.1 SP8 MP2 HF7 未満
  • Symantec Workspace Streaming Agent 7.5 以上 7.5 SP1 HF4 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、%SYSTEMDRIVE% ディレクトリ内のトロイの木馬の実行可能なファイルを介して、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シマンテック
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-1484
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-1484
更新履歴

  • [2015年04月27日]
      掲載

公表日2015/04/10
登録日2015/04/27
最終更新日2015/04/27