【活用ガイド】

JVNDB-2015-002286

Cisco Web セキュリティ アプライアンスデバイスのソフトウェアにおける任意の Python コードを実行される脆弱性

概要

Cisco Web セキュリティ アプライアンス (WSA) デバイスのソフトウェアは、特定のトンネルステータス (tunnel-status) のチェック中に pickle Python モジュールの使用を適切に制限しないため、任意の Python コードを実行され、権限を取得される脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCut39259 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco Web セキュリティ アプライアンス 8.5.0-ise-147

想定される影響

ローカルユーザにより、巧妙に細工された pickle ファイルを介して、任意の Python コードを実行され、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
  • Vulnerability Alert : 38306
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-0693
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-0693
更新履歴

  • [2015年04月16日]
      掲載