JVNDB-2015-002273
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複数の Microsoft 製品における任意のコードを実行される脆弱性
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複数の Microsoft 製品には、解放済みメモリの使用 (Use-after-free) により、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
マイクロソフトセキュリティ情報には、この脆弱性は「Microsoft Office コンポーネントの解放後使用の脆弱性」と記載されています。
補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-416: Use-after-free (解放済みメモリの使用) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/416.html
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CVSS v2 による深刻度 基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 中
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): 全面的
- 完全性への影響(I): 全面的
- 可用性への影響(A): 全面的
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マイクロソフト
- Microsoft Office 2010 SP2(32 ビット版)
- Microsoft Office 2010 SP2 (64 ビット版)
- Microsoft Office Web Apps Server 2010 SP2
- Microsoft Office 互換機能パック SP3
- Microsoft SharePoint Server 2010 SP2 上の Word Automation Services
- Microsoft Word 2007 SP3
- Microsoft Word 2010 SP2 (32 ビット版)
- Microsoft Word 2010 SP2 (64 ビット版)
- Microsoft Word Viewer
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第三者により、巧妙に細工された Office ドキュメントを介して、任意のコードを実行される可能性があります。
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ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
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マイクロソフト
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- その他(CWE-Other) [NVD評価]
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- CVE-2015-1649
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- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-1649
- IPA 重要なセキュリティ情報 : Microsoft 製品の脆弱性対策について(2015年4月)
- JPCERT 注意喚起 : JPCERT-AT-2015-0009
- 警察庁 @police : マイクロソフト社のセキュリティ修正プログラムについて(MS15-032,033,034,035,036,037,038,039,040,041,042)(2015年04月15日)
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