【活用ガイド】

JVNDB-2015-002197

SRX シリーズデバイス上で稼動する Juniper Junos におけるコンソールポートに再接続される脆弱性

概要

SRX シリーズデバイス上で稼動する Juniper Junos は、[システムポートコンソール]スタンザで構成された log-out-on-disconnect を適切に処理しないため、コンソールポートに再接続される、および管理者アクセス権を取得される脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-17: Code (コード) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/17.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


ジュニパーネットワークス
  • Junos OS 12.1X44-D45 未満の 12.1X44
  • Junos OS 12.1X46-D30 未満の 12.1X46
  • Junos OS 12.1X47-D15 未満の 12.1X47
  • Junos OS 12.3X48-D10 未満の 12.3X48
  • SRX100
  • SRX110
  • SRX1400
  • SRX210
  • SRX220
  • SRX240
  • SRX3400
  • SRX3600
  • SRX550
  • SRX5600
  • SRX5800
  • SRX650

想定される影響

攻撃者により、デバイスへのアクセスを利用されることで、コンソールポートに再接続される、および管理者アクセス権を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ジュニパーネットワークス
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-3002
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-3002
更新履歴

  • [2015年04月14日]
      掲載

公表日2015/04/08
登録日2015/04/14
最終更新日2015/04/14