【活用ガイド】

JVNDB-2015-002195

Apple OS X の Code Signing の実装におけるアクセス制限を回避される脆弱性

概要

Apple OS X の Code Signing の実装は、署名を適切に検証しないため、アクセス制限を回避される脆弱性が存在します。

本脆弱性は、CVE-2015-1145 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 1.9 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


アップル
  • Apple Mac OS X 10.8.5
  • Apple Mac OS X 10.9.5
  • Apple Mac OS X 10.10 から 10.10.2

想定される影響

ローカルユーザにより、巧妙に細工されたバンドルを介して、アクセス制限を回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-1146
参考情報

  1. JVN : JVNVU#91828320
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-1146
更新履歴

  • [2015年04月14日]
      掲載