【活用ガイド】

JVNDB-2015-002178

Apple Safari などで使用される WebKit のプライベートブラウズの実装における重要な情報を取得される脆弱性

概要

Apple Safari などで使用される WebKit のプライベートブラウズの実装は、閲覧履歴をインデックスに保存するため、重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


アップル
  • Safari 6.2.5 未満 (OS X Mountain Lion v10.8.5)
  • Safari 6.2.5 未満 (OS X Mavericks v10.9.5)
  • Safari 6.2.5 未満 (OS X Yosemite v10.10.2)
  • Safari 7.1.5 未満 (OS X Mountain Lion v10.8.5)
  • Safari 7.1.5 未満 (OS X Mavericks v10.9.5)
  • Safari 7.1.5 未満 (OS X Yosemite v10.10.2)
  • Safari 8.0.5 未満 (OS X Mountain Lion v10.8.5)
  • Safari 8.0.5 未満 (OS X Mavericks v10.9.5)
  • Safari 8.0.5 未満 (OS X Yosemite v10.10.2)

上記以外の Webkit を利用する他の製品も影響を受ける可能性があります。
想定される影響

ローカルユーザにより、インデックスエントリを読まれることで、重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-1127
参考情報

  1. JVN : JVNVU#91828320
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-1127
更新履歴

  • [2015年04月14日]
      掲載