【活用ガイド】

JVNDB-2015-002123

Open-source ARJ アーカイバにおける絶対パストラバーサル攻撃を実行される脆弱性

概要

Open-source ARJ アーカイバは、パスから先頭のスラッシュを適切に削除しないため、絶対パストラバーサル攻撃を実行され、任意のファイルに書き込まれる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


ARJ Software
  • Open-source ARJ 3.10.22

想定される影響

第三者により、ARJ アーカイブ内のパス先頭の複数のスラッシュを介して、絶対パストラバーサル攻撃を実行され、任意のファイルに書き込まれる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian
  • Debian Bug report logs : 774435
  • Debian Security Advisory : DSA-3213
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. パス・トラバーサル(CWE-22) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-0557
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-0557
更新履歴

  • [2015年04月10日]
      掲載