【活用ガイド】

JVNDB-2015-002067

ASR 1000 シリーズのデバイス上で稼働する Cisco IOS XE におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

ASR 1000 シリーズのデバイス上で稼働する Cisco IOS XE は、ルートの隣接関係を適切に処理しないため、サービス運用妨害 (デバイスハング) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCur31873 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS XE 3.7.5S 未満

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された IP パケットを介して、サービス運用妨害 (デバイスハング) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
  • Vulnerability Alert : 38124
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-0685
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-0685
更新履歴

  • [2015年04月07日]
      掲載