【活用ガイド】

JVNDB-2015-002052

Google Chrome の gpu/command_buffer/service/gles2_cmd_decoder.cc におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Google Chrome の gpu/command_buffer/service/gles2_cmd_decoder.cc には、競合状態により、サービス運用妨害 (バッファオーバーフロー) 状態にされるなど、不特定の影響を受ける脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Google
  • Google Chrome 41.0.2272.118 未満

想定される影響

第三者により、OpenGL ES コマンドを操作されることで、サービス運用妨害 (バッファオーバーフロー) 状態にされるなど、不特定の影響を受ける可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Google レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 競合状態(CWE-362) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-1234
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-1234
更新履歴

  • [2015年04月06日]
      掲載
    [2015年04月14日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2015:0778) を追加