【活用ガイド】

JVNDB-2015-002016

複数の Foxit 製品におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Foxit Reader、Foxit Enterprise Reader、および Foxit PhantomPDF には、サービス運用妨害 (メモリ破損およびクラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Foxit Software Inc
  • Foxit Enterprise Reader 7.1 未満
  • Foxit PhantomPDF 7.1 未満
  • Foxit Reader 7.1 未満

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された (1) DataSubBlock の構造体の Ubyte Size、または (2) GIF 画像の LZWMinimumCodeSize を介して、サービス運用妨害 (メモリ破損およびクラッシュ) の状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Foxit Software Inc
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-2790
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-2790
更新履歴

  • [2015年04月02日]
      掲載

公表日2015/03/09
登録日2015/04/02
最終更新日2015/04/02