【活用ガイド】

JVNDB-2015-002014

slapi-nis プラグインにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

slapi-nis プラグインは、ユーザアカウントを処理する際、適切にメモリの再割り当てをしないため、サービス運用妨害 (無限ループおよび CPU 資源の消費) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


レッドハット
  • slapi-nis 0.54.2 未満

想定される影響

第三者により、(1) 多数のメンバーを持つグループまたは (2) 多数のグループに属するユーザへのリクエストを介して、サービス運用妨害 (無限ループおよび CPU 資源の消費) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

fedorahosted.org レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-0283
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-0283
更新履歴

  • [2015年04月02日]
      掲載