【活用ガイド】

JVNDB-2015-001997

Byzanz の GIF エンコーダ におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Byzanz の GIF エンコーダ には、サービス運用妨害 (out-of-bounds heap write およびクラッシュ) 状態にされる、または任意のコマンドを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


GNOME Project
  • Byzanz

想定される影響

第三者により、byzanz-playback コマンドへの巧妙に細工された Byzanz デバッグデータレコーディング (ByzanzRecording ファイル) を介して、サービス運用妨害 (out-of-bounds heap write およびクラッシュ) 状態にされる、または任意のコマンドを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian
  • Debian Bug report logs : 778261
GNOME Project レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-2785
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-2785
更新履歴

  • [2015年04月01日]
      掲載