【活用ガイド】

JVNDB-2015-001967

PuTTY の ssh2_load_userkey および ssh2_save_userkey 関数における重要な情報を取得される脆弱性

概要

PuTTY の (1) ssh2_load_userkey および (2) ssh2_save_userkey 関数は、SSH-2 秘密鍵をメモリから適切にワイプしないため、重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Debian
  • Debian GNU/Linux 7.0
Fedora Project
  • Fedora 20
  • Fedora 22
Novell
  • openSUSE 13.2
  • openSUSE 13.1
Simon Tatham
  • PuTTY 0.51 から 0.63

想定される影響

ローカルユーザにより、メモリを読まれることで、重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian Fedora Project Novell Simon Tatham
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-2157
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-2157
更新履歴

  • [2015年03月31日]
      掲載

公表日2015/02/28
登録日2015/03/31
最終更新日2015/03/31