【活用ガイド】

JVNDB-2015-001966

Django の utils.http.is_safe_url 関数におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Django の utils.http.is_safe_url 関数は、URL を適切に検証しないためクロスサイトスクリプティング攻撃を実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Canonical
  • Ubuntu 14.10
  • Ubuntu 14.04 LTS
  • Ubuntu 12.04 LTS
  • Ubuntu 10.04 LTS
Django Software Foundation
  • Django 1.4.20
  • Django 1.5.x
  • Django 1.6.11 未満の 1.6.x
  • Django 1.7.7 未満の 1.7.x
  • Django 1.8c1 未満の 1.8.x

想定される影響

第三者により、URL の制御文字を介して、クロスサイトスクリプティング攻撃を実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical Django Software Foundation オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-2317
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-2317
更新履歴

  • [2015年03月31日]
      掲載
    [2015年05月25日]
      ベンダ情報：オラクル (Oracle Solaris Third Party Bulletin - April 2015) を追加

公表日2015/03/18
登録日2015/03/31
最終更新日2015/03/31