【活用ガイド】

JVNDB-2015-001948

Cisco IOS および IOS XE におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco IOS および IOS XE には、サービス運用妨害 (デバイスリロード) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCum36951 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS 12.2
  • Cisco IOS 12.4
  • Cisco IOS 15.0
  • Cisco IOS 15.1
  • Cisco IOS 15.2
  • Cisco IOS 15.3
  • Cisco IOS 15.4
  • Cisco IOS XE 2.5.x
  • Cisco IOS XE 2.6.x
  • Cisco IOS XE 3.1.xS から 3.12.3S 未満の 3.12.xS
  • Cisco IOS XE 3.2.xE から 3.7.1E 未満の 3.7.xE
  • Cisco IOS XE 3.3.xSG
  • Cisco IOS XE 3.4.xSG
  • Cisco IOS XE 3.13.2S 未満の 3.13.xS

上記以外のバージョンも、本脆弱性の影響を受ける可能性があります。
詳細については、Cisco IOS Software Checker にてご確認ください。
想定される影響

第三者により、(1) IPv4 または (2) IPv6 で不正な形式の IKEv2 パケットを送信されることで、サービス運用妨害 (デバイスリロード) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-0642
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-0642
更新履歴

  • [2015年03月30日]
      掲載