【活用ガイド】

JVNDB-2015-001937

tcpdump の force プリンタにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

tcpdump の force プリンタには、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる、および任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
情報不足のため、「攻撃条件の複雑さ」のスコアは、"低" に設定されています。
影響を受けるシステム


The Tcpdump Group
  • tcpdump 4.7.2 未満

想定される影響

第三者により、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる、および任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

The Tcpdump Group レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-2155
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-2155
  2. 関連文書 : tcpdump Denial Of Service / Code Execution
  3. 関連文書 : MGASA-2015-0114
更新履歴

  • [2015年03月27日]
      掲載
    [2015年04月08日]
      参考情報:関連文書 (MGASA-2015-0114) を追加