【活用ガイド】

JVNDB-2015-001922

IBM General Parallel File System におけるルート権限を取得される脆弱性

概要

IBM General Parallel File System (GPFS) には、ルート権限を取得され、プログラムを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
情報不足のため、「攻撃条件の複雑さ」のスコアは、"低" に設定されています。
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM General Parallel File System 3.4.0.32 未満の 3.4
  • IBM General Parallel File System 3.5.0.24 未満の 3.5
  • IBM General Parallel File System 4.1.0.7 未満の 4.1

想定される影響

ローカルユーザにより、ルート権限を取得され、プログラムを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-0197
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-0197
更新履歴

  • [2015年03月25日]
      掲載