【活用ガイド】

JVNDB-2015-001855

Requests の sessions.py の resolve_redirects 関数におけるセッション固定攻撃を実行される脆弱性

概要

Requests の sessions.py の resolve_redirects 関数には、セッション固定攻撃を実行される脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-384: Session Fixation (セッションの固定化) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/384.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Canonical
  • Ubuntu 14.10
  • Ubuntu 14.04 LTS
Kenneth Reitz
  • Requests 2.1.0 から 2.5.3

想定される影響

第三者により、リダイレクトにおけるホストの値を持たない Cookie を介して、セッション固定攻撃を実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical Kenneth Reitz
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-2296
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-2296
  2. 関連文書 : MGASA-2015-0120
更新履歴

  • [2015年03月19日]
      掲載
    [2015年04月30日]
      参考情報：関連文書 (MGASA-2015-0120) を追加

公表日2015/03/14
登録日2015/03/19
最終更新日2015/04/30