【活用ガイド】

JVNDB-2015-001830

libarchive の bsdcpio における絶対パストラバーサルの脆弱性

概要

libarchive の bsdcpio には、絶対パストラバーサルの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


libarchive
  • libarchive 3.1.2 およびそれ以前

想定される影響

第三者により、アーカイブのフルパス名を介して、任意のファイルに書き込まれる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

libarchive
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. パス・トラバーサル(CWE-22) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-2304
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-2304
  2. 関連文書 : MGASA-2015-0106
更新履歴

  • [2015年03月18日]
      掲載
    [2015年04月08日]
      参考情報：関連文書 (MGASA-2015-0106) を追加

公表日2015/03/01
登録日2015/03/18
最終更新日2015/04/08