JVNDB-2015-001760
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複数の Microsoft Windows 製品のカーネルモードドライバの win32k.sys における権限昇格の脆弱性
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複数の Microsoft Windows 製品のカーネルモードドライバの win32k.sys は、呼び出し元スレッドのトークンを適切に検証しないため、権限を取得される脆弱性が存在します。
マイクロソフトセキュリティ情報には、この脆弱性は「Win32k の特権の昇格の脆弱性」と記載されています。
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CVSS v2 による深刻度 基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
- 攻撃元区分: ローカル
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): 全面的
- 完全性への影響(I): 全面的
- 可用性への影響(A): 全面的
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マイクロソフト
- Microsoft Windows 8 for 32-bit Systems
- Microsoft Windows 8 for x64-based Systems
- Microsoft Windows 8.1 for 32-bit Systems
- Microsoft Windows 8.1 for x64-based Systems
- Microsoft Windows RT
- Microsoft Windows RT 8.1
- Microsoft Windows Server 2012
- Microsoft Windows Server 2012 (Server Core インストール)
- Microsoft Windows Server 2012 R2
- Microsoft Windows Server 2012 R2 (Server Core インストール)
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ローカルユーザにより、巧妙に細工されたアプリケーションを介して、権限を取得される可能性があります。
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ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
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マイクロソフト
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- 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
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- CVE-2015-0078
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- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-0078
- IPA 重要なセキュリティ情報 : Microsoft 製品の脆弱性対策について(2015年3月)
- JPCERT 注意喚起 : JPCERT-AT-2015-0007
- 警察庁 @police : マイクロソフト社のセキュリティ修正プログラムについて(MS15-018,019,020,021,022,023,024,025,026,027,028,029,030,031)(2015年03月11日)
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