【活用ガイド】

JVNDB-2015-001710

NVIDIA GPU ディスプレイドライバにおける管理者権限を取得される脆弱性

概要

NVIDIA GPU ディスプレイドライバは、"カーネル管理者のチェック" を実行する際にローカルクライアントの偽装レベルを適切に検証しないため、管理者権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


NVIDIA
  • NVIDIA GPU ディスプレイドライバ R304 309.08 未満
  • NVIDIA GPU ディスプレイドライバ R340 341.44 未満
  • NVIDIA GPU ディスプレイドライバ R343 345.20 未満
  • NVIDIA GPU ディスプレイドライバ R346 347.52 未満

本脆弱性の影響を受けるヒューレット・パッカード製品の詳細については、ベンダ情報 HPSBHF03271 をご確認ください。
想定される影響

ローカルユーザにより、不特定の API コールを介して、管理者権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

NVIDIA ヒューレット・パッカード
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-1170
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-1170
更新履歴

  • [2015年03月11日]
      掲載
    [2015年04月10日]
      影響を受けるシステム:ベンダ情報の追加に伴い内容を更新
      ベンダ情報:ヒューレット・パッカード (HPSBHF03271) を追加