【活用ガイド】

JVNDB-2015-001696

Google Chrome における検索結果ページのアドレスバーを偽装される脆弱性

概要

Google Chrome は、Instant Extended モードが使用されている場合、"1993 search" 機能とディスクからリストアする際の RELOAD トラジッション間の相互作用を適切に考慮しないため、検索結果ページのアドレスバーを偽装される脆弱性が存在します。

本脆弱性は、CVE-2015-1231 とは異なる脆弱性です。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-19: Data Handling (データ処理) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/19.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Google
  • Google Chrome 41.0.2272.76 未満

想定される影響

第三者により、(1) セキュリティ上問題がある検索エンジン、または (2) 検索エンジンの XSS の脆弱性を利用されることで、検索結果ページのアドレスバーを偽装される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Google
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-2239
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-2239
更新履歴

  • [2015年03月10日]
      掲載