【活用ガイド】

JVNDB-2015-001667

Cisco IOS の Authentication Proxy 機能における認証を回避される脆弱性

概要

Cisco IOS の Authentication Proxy 機能は、RADIUS および TACACS+ サーバからの無効な AAA リターンコードを適切に処理しないため、認証を回避される脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug IDs CSCuo09400 および CSCun16016 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS

想定される影響

第三者により、無効なコードを誘発する接続試行を介して、認証を回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な認証(CWE-287) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-0607
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-0607
更新履歴

  • [2015年03月09日]
      掲載