【活用ガイド】

JVNDB-2015-001666

Cisco IOS および IOS XE の RADIUS の実装におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco IOS および IOS XE の RADIUS の実装には、サービス運用妨害 (デバイスリロード) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCur84322、および CSCur27693 として公開しています。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-19: Data Handling (データ処理) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/19.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS
  • Cisco IOS XE

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された Access-Accept パケットの IPv6 の属性を介して、サービス運用妨害 (デバイスリロード) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-0598
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-0598
更新履歴

  • [2015年03月09日]
      掲載

公表日2015/03/05
登録日2015/03/09
最終更新日2015/03/09