【活用ガイド】

JVNDB-2015-001657

ShareLaTeX で使用される Common LaTeX Service Interface における任意のコードを実行される脆弱性

概要

ShareLaTeX で使用される Common LaTeX Service Interface (CLSI) には、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-77: Improper Neutralization of Special Elements used in a Command (コマンドインジェクション) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/77.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


ShareLaTeX
  • ShareLaTeX 0.1.3 未満 (Common LaTeX Service Interface 0.1.3 未満)

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、ファイル名の ` (バッククォート) 文字を介して、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ShareLaTeX
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-0934
参考情報

  1. JVN : JVNVU#98923085
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-0934
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#302668
  4. 関連文書 : TU Berlin Researchers Discover Vulnerability in Sharelatex
更新履歴

  • [2015年03月05日]
      掲載

公表日2015/03/02
登録日2015/03/05
最終更新日2015/03/05