【活用ガイド】

JVNDB-2015-001625

OpenStack Image Registry and Delivery Service におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

OpenStack Image Registry and Delivery Service (Glance) は、イメージを適切に削除しないため、サービス運用妨害 (ディスクの消費) 状態にされる脆弱性が存在します。

本脆弱性は、CVE-2014-9684 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


OpenStack
  • OpenStack Image Registry and Delivery Service (Glance) 2014.2.2 までの 2014.2

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、タスク API v2 を使用する大量のイメージを作成され、その後、それらを削除されることで、サービス運用妨害 (ディスクの消費) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

OpenStack レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-1881
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-1881
更新履歴

  • [2015年02月27日]
      掲載
    [2015年05月20日]
      ベンダ情報：レッドハット (RHSA-2015:0938) を追加

公表日2015/02/19
登録日2015/02/27
最終更新日2015/05/20