【活用ガイド】

JVNDB-2015-001589

D-Link DCS-931L のファームウェアにおける任意のコードを実行される脆弱性

概要

D-Link DCS-931L のファームウェアには、ファイルを無制限にアップロードされることにより、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-434: Unrestricted Upload of File with Dangerous Type (危険なタイプのファイルの無制限アップロード) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/434.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


D-Link Systems, Inc.
  • DCS-931L ファームウェア
  • DCS-931L

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、実行可能な拡張子を持つファイルをアップロードされることで、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

D-Link Systems, Inc.
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-2049
参考情報

  1. JVN : JVNVU#97897252
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-2049
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#377348
更新履歴

  • [2015年02月25日]
      掲載
    [2015年03月18日]
      参考情報:JVN (JVNVU#97897252) を追加
      参考情報:US-CERT Vulnerability Note (VU#377348) を追加