【活用ガイド】

JVNDB-2015-001580

複数の Cisco セキュリティ アプライアンス上で稼動する AsyncOS の Web フレームワークにおけるリダイレクトを誘発される脆弱性

概要

Cisco Email Security Appliance (ESA)、Content Security Management Appliance (SMA) および Cisco Web Security Appliance (WSA) デバイス上で稼働する AsyncOS の Web フレームワークには、リダイレクトを誘発される脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を CSCur44412、CSCur44415、CSCur89630、CSCur89636、CSCur89633、および CSCur89639 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco AsyncOS AsyncOS 8.5 およびそれ以前
  • Cisco E メール セキュリティ アプライアンス (AsyncOS 8.5 およびそれ以前)
  • Cisco Web セキュリティ アプライアンス (AsyncOS 8.5 およびそれ以前)
  • Cisco コンテンツ セキュリティ管理アプライアンス (AsyncOS 8.3 およびそれ以前)

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された HTTP ヘッダを介して、リダイレクトを誘発される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-0624
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-0624
更新履歴

  • [2015年02月25日]
      掲載