【活用ガイド】

JVNDB-2015-001579

Cisco Intrusion Prevention System デバイス上で稼働する SSL の実装におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco Intrusion Prevention System (IPS) デバイス上で稼働する SSL の実装には、競合状態により、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCui25688 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.1 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IPS Software 7.2(1)E4
  • Cisco IDS 4210
  • Cisco IDS 4215
  • Cisco IDS 4220
  • Cisco IDS 4230
  • Cisco IDS 4235
  • Cisco IDS 4250
  • Cisco IDS 4250 XL
  • Cisco IPS 4240
  • Cisco IPS 4255
  • Cisco IPS 4260
  • Cisco IPS 4270

上記以外のバージョンも本脆弱性の影響を受ける可能性があります。
想定される影響

第三者により、アップグレードの鍵を再生するフェーズで、多数の管理インターフェースの HTTPS 接続を確立されることで、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 競合状態(CWE-362) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-0631
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-0631
更新履歴

  • [2015年02月25日]
      掲載