【活用ガイド】

JVNDB-2015-001533

MantisBT の core/string_api.php の string_sanitize_url 関数におけるオープンリダイレクトの脆弱性

概要

MantisBT の core/string_api.php の string_sanitize_url 関数は、不正な正規表現を使用するため、オープンリダイレクトの脆弱性が存在します。

本脆弱性は、CVE-2014-6316 とは異なる脆弱性です。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-601: URL Redirection to Untrusted Site (オープンリダイレクト) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/601.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


MantisBT Group
  • MantisBT 1.2.0a3 から 1.2.18

想定される影響

第三者により、":/" (コロンスラッシュ) の区切り文字を持つ URL を含む login_page.php の return パラメータを介して、オープンリダイレクトを実行され、フィッシング攻撃を実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

MantisBT Group
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-1042
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-1042
更新履歴

  • [2015年02月19日]
      掲載

公表日2015/01/16
登録日2015/02/19
最終更新日2015/02/19