【活用ガイド】

JVNDB-2015-001493

Apache WSS4J における requireSignedEncryptedDataElements の設定を回避される脆弱性

概要

Apache WSS4J には、requireSignedEncryptedDataElements の設定を回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Apache Software Foundation
  • Apache WSS4J 2.0.2 未満の 2.0.x
  • Apache WSS4J 1.6.17 未満の 1.6.x

想定される影響

第三者により、ラッピング攻撃 (wrapping attacks) に関する処理を介して、requireSignedEncryptedDataElements の設定を回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Apache Software Foundation レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-0227
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-0227
  2. 関連文書 : Apache WSS4J CVE-2015-0227 Security Bypass Vulnerability
更新履歴

  • [2015年02月17日]
      掲載
    [2015年04月09日]
      ベンダ情報：レッドハット (RHSA-2015:0773) を追加
    [2015年04月28日]
      ベンダ情報：レッドハット (RHSA-2015:0846) を追加
      ベンダ情報：レッドハット (RHSA-2015:0847) を追加
      ベンダ情報：レッドハット (RHSA-2015:0848) を追加
      ベンダ情報：レッドハット (RHSA-2015:0849) を追加
    [2015年07月30日]
      ベンダ情報：レッドハット (RHSA-2015:1176) を追加
    [2015年07月31日]
      ベンダ情報：レッドハット (RHSA-2015:1177) を追加

公表日2015/02/10
登録日2015/02/17
最終更新日2015/07/31